1か月で結果を出す(3か月でスコアアップ その7)
これまでの連載から、現在まず獲得を目指すスコアは決まっていますね。
(現在75の人なら、90が当面の目標と書きました。)
しかし、必ずしもそのスコアを3ヶ月後に達成しようと計画する必要はありません。
まずは、1か月後の達成を目指す。
75点の例の場合、
75 (R 19, L 17, S 17, W 22)
↓
90 (R 26, L 25, S 17, W 22) [Rで7アップ、Lで8アップ]
を1か月後の目標とする。
そして、1ヶ月間ReadingとListeningに集中的に取り組む。
1か月でR 19 → 26、L 17 → 25というのは極めて高い目標です。
しかし、1か月後にそのスコアを達成するという明確な目標を掲げれば、毎日の生活において緊張感を保ちながら取り組むことができるはず。
(1か月が長いということなら3週間、2週間でもOKです。)
4セクション同時に対策を行うと、よほど時間に余裕のある方以外は、結局どのセクションも未消化に終わってしまう危険性があります。
スコアのそれぞれの段階において、重点的に取り組むべきセクションを選択、集中すると、実力の向上を実感しやすくなります。そして「できるようになった」というポジティブな感覚が次の取り組みへのモチベーションを生み、結果、継続的な学習へとつながります。
「3か月でスコアアップ」ということで話を続けてきましたが、3か月でスコアアップを達成するために、まずこれからの1か月で「結果」を出す。
ここでの「結果」とは、最終的な目標スコアの獲得ではなく、スコアアップが期待できるだけ実力がアップした状態を指します。
どれだけ実力がアップしたかは、本番試験を受けなくても、ETSのオンラインTOEFL模擬試験
Complete Practice Test (TOEFL Practice Online)
で確認できます。
3か月でスコアアップするために、この1か月の取り組みを大切にしましょう。
そして1か月ごとに、実力の向上をチェックし、次の取り組みへのモチベーションを高めましょう。
では、1か月間具体的に何を取り組むかに関しては次回の投稿で。
コメント