新OGで追加されたReading問題
以前の投稿で、TOEFL iBT Official Guideが2ndから3rdになって本試験1セット分増えたとお伝えしました。
今回の投稿は、Reading セクションの増えた問題に関して。
この追加されたReading 3パッセージ(TOEFL iBT Practice Test 2の3題 pp. 345-369)の合計「ポイント」は、本試験と同じ45ポイントです。
「本試験と同じ45ポイント」
と言われても何のことだか分からないという方がほとんどでしょう。
本試験では、Reading 1パッセージの問題あたり、15ポイントになっています。
本試験で換算されるReading問題は3パッセージなので、
15ポイント×3 = 45 ポイント
となります。
ちなみに、パッセージ最後の「要約問題」や「表完成問題」が複数ポイント、それ以外の問題は1ポイントと決まっています。
なぜこんなポイントという、どこにも書いていないようなことを話しているかというと、OG 3rd追加された3題以外(もともと2ndに収容されていたReading 9題)はどれも14ポイントと、1ポイント、言い換えれば1問分少ないないからです。
よって、2nd EditionのReading問題で時間ぎりぎりだった人は、本試験では、同じ制限時間(1題あたり20分)で1問多くなるため、制限時間内に時終わらなくても当然となります。
Official GuideのReading問題を解くなら、制限時間を意識して解くなら、今回追加された3題(TOEFL iBT Practice Test 2の3題 pp. 345-369)は20分で、それ以外のReading問題(2nd Editionと同じ問題)は、制限時間を1分短くして19分で解くことをお勧めします。
そして、本試験と同じ1パッセージ15ポイントになっている、3rdで追加された3題ですが、実は私がAgos Japan在籍時に分析したことがある問題でした。
私がセミナー等で使ったこともある非常に質のよい問題も含まれていて、Readingでの自分の実力・弱点を分析するのにうってつけです。
この3rdで追加された3題には、正解数とスコアの換算表が付いているのですが、これが非常に面白いものなので(少なくとも私には)、次回の投稿で紹介します。
昨日Amazon.co.jpから、6月28日のOfficial Guide 3rdの注文に対して、7月13日から18日の間に配送予定とメールが届きました。注文から2週間はかかるようですが、早めに入手したいという方は、購入の予約をしましょう。
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