Speakingお役立ち動画紹介1(五十峰先生)
皆さん、明けましておめでとうございます。
Speakingコース担当の五十峰(いそみね)です。TOEFL対策は順調に進んでいますか?
さて今回からは、スピーキング対策に役立つだけでなく、面白く学べるスピーチ、教材、体験談、大学の取り組みなどを徐々に紹介してまいります。
トピックは「global citizen(世界市民)」です。
私は現在大分県にある立命館アジア太平洋大学(APU)というグローバル大学で教鞭をとっています。学生の50%は留学生であり、日本にいながら多文化環境に慣れることで、世界市民になることを目指して切磋琢磨できる環境です。私が担当しているプログラムの中の1つは、まさにこの世界市民となるためのリーダー育成プログラムです。
(ご興味がある方はこちら)
一口に世界市民といっても多種多様な定義があります。それを自分たちで考えさせるのも指導の一環なのですが、講義の中で学生に見せる動画の1つが、人道支援家であるヒュー・エヴァンス(Hugh Evans)によるTED動画、 “What does it mean to be a citizen of the world? “ です。
彼の英語はオーストラリア英語がですが、ゆっくり、クリアに話しているので非常に聴き取りやすいです。何より抑揚や感情の使い方、ビジュアルの使い方など、これから留学される方々に是非とも真似して欲しいプレゼンテーションスタイルが特徴的ですし、彼の行動力にも驚かされます。
この動画を見終えると、私の学生達は涙ながらに拍手します。
英語字幕付きで全体で約16分36秒あります。是非とも楽しんで観てみてください。
印象的なセリフを1つ復習しましょう。
“The concept of global citizenship―self-evident in its logic, but until now impractical in many ways
(世界市民のコンセプトは、論理としては自明だが、今までは非現実的とされてきた)
―has coincided with this particular moment in history in which we are privileged to live
(しかしそれが現在我々が幸運にも生きているこの歴史上の時代と合致したのだ).
We as Global Citizens now have a unique chance to achieve large-scale positive change around the world.
(我々世界市民には、今や世界中に大規模なポジティブな変革をもたらす、またとないチャンスが巡ってきているのだ)”
いかがでしたでしょうか。ではまた次回に。
五十峰
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