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TOEFL Writing:Independent W で450語書いたけど評価はLimited(1.0-2.0)で13点だった!

2019.02.19

Independent Writing 4Dayコース受講を開始したばかりの方からの学習相談で、以下の報告をいただきました。

 

Writingセクションのスコアが13点だった。評価は
Integrated W:Fair(2.5-3.5)

Independent W:Limited(1.0-2.0)

Independent Writingで書いた語数は450語以上。
350語ほどミスがないはずの自作”テンプレート”を使った。
450語以上書いたにもかかわらずこの評価になったのはトピックと関連性が低いことを書いたせいか。
しかし、問題と”テンプレート”はつながりがあると考えた。
このときTOEFL iBT初受験。その後、受けていない。

 

TOEFL Writing 13点は、数年前まで出なかったスコア。
以下のリンク先のかつて使用された換算表では、Writing 14点の場合、採点官4者の評価点平均は2.0。
(4者 = Integrated W:人間 + 自動採点プログラム e-rater、Independent W:人間 + 自動採点プログラム e-rater)
12点なら評価点平均1.75。

 

1/12のTOEFL試験、WritingはIntegrated、IndependentともにGood(4.0-5.0)で23だったけど、リスコアしたらスコア上がると思う? & 今のWritingの換算方式を考える(2014年1月24日)

 

Writing 13は、評価点の平均が2.0か1.75であったが、偏差値に基づく統計的な換算によってそのスコアになったと思われます。
(評価点の平均が2.25や1.50であった可能性がないわけではありませんが、かなり低いでしょう)

 

13点の評価は、Integrated WritingがFair(2.5-3.5)、Independent WritingがLimited(1.0-2.0)であったので

 

評価点平均:2.00
Integrated:3.0(3と3)、Independent:1.0(1と1)
Integrated:2.5(3と2)、Independent:1.5(2と1)

 

評価点平均:1.75
Integrated:2.5(3と2)、Independent:1.0(1と1)

 

のうちのいずれかと予測されます。

 

以上により、人間とe-rater両方、またはいずれかから評価点1がついたことは間違いありません。

 

では、450語も書いた、それもミスが(ほとんど)ないはずのエッセイになぜ評価点1が着いたのか?

 

それは、エッセイがその場で自分で書いたものではなく、覚えたものを写しただけと判断されたから。

 

ETSはOfficial Guide 5th Edition pp. 208-209 で以下のように

 

丸暗記した理由や例、導入の段落、結論の段落を使うな
ある問題が存在すると言うだけのために多くの語を使うな
内容が(ほとんど)ないエッセイは評価点1や2になる

 

と警告しています。

 

When you develop your response, do not use examples or reasons that you memorized word-for-word previously (at school, for example). Raters will not consider examples or reasons expressed in a completely memorized language to represent your own writing.

 

Do not “memorize” long introductory and concluding paragraphs just to add words to your essay. Raters will not look favorably on wordy introductory and concluding paragraphs such as the following:

 

In your writing, make sure you develop some solid ideas about the given topic. Do not just use a lot of words saying that a certain issue exists. Your essay may be 300 or even 400 words long, but if it consists largely of the sorts of empty or content-free paragraphs shown above, you will probably earn a score of just I or 2.

 

350語もの丸暗記した理由や事例は、問題につながっているところがあると考えられたのでしょうが、採点官には単に覚えたものを写しているだけと見抜かれていました。

 

覚えた内容が問題トピックとにふさわしいものであったら、高評価になっていたかもしれません。
しかしこのような戦略を取る場合、こじつけに無理があると、評価点1になってしまう恐れがあると分かりました。

 

以下、今回の記事に関連した内容です。ご一読ください。

 

Independent Writingにおいて丸暗記したエッセイをこじつけて書くのは有効か(2016年10月2日)

 

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