お年玉無料エッセイ添削を振り返って その1
1月24日(日)まで受け付けていたお年玉エッセイ無料添削ですが、皆さんから提出していただいたエッセイを読んでの感想を少し。
今回はスコアに関して。
スコアに3 (strong)というようにstrongがついている方は「採点官によっては1つ上のスコアを取れる可能性のある、そのスコアのレベルとしては非常に優れたもの」という意味です。
weakと付いている場合は「そのスコアよりも低いスコアになる可能性がある」ことを意味します。
続いて「スコアが高すぎる」「スコアが低すぎる」のではと思った方に。
私が見た限り「スコアが高すぎる」「スコアが低すぎる」ということはありません。
いただいたお問い合わせに「5ではなく4(strong)あたりでは?」というものがありましたが、本試験の採点官でも5と4や4と3と評価が分かれることがある訳ですから、その程度のものなら気にする必要はありません。
添削者のRodは特に意図的に高めや低めにつけようとはしていないと明言しておきます。
私の評価もほぼ同じでした。
スコアは、そのエッセイが何点を取る可能性が高いかを知る指標と考えてください。
採点は、採点官が全体的な印象からつけるものであり、絶対的なものではありません。
(そもそも絶対的ならば、2人の採点官によるスコアが3と4というように分かれる訳はありません)
書いたエッセイが何点レベルのものであるのかを知ることは非常に大切です。
しかし、目標とするスコアが獲得できたからそれでOKとしてはいけません。
Rodからのアドバイスを次のエッセイに活かすことを心がけましょう。
Writingのスコアアップには、実際にエッセイを書くことが欠かせません。
「『Writingのスコアを上げたい』と思いながらも、実際にエッセイを書いていない」という方は多くいらっしゃるはずです。
もちろんただたくさん書けばいいというものではありませんが、まずは実際に書いてみること。
そしてできれば誰かに書いたものを見てもらう。
今回のお年玉エッセイ添削で、普段のWritingのスコアよりもよいスコアを取っていた受講生の方が何人かいらっしゃいました。
たまたまトピックが書きやすかったかもしれませんが、30分の制限時間をオーバーして書いた方もいらっしゃったはずです。
例えば、もし35分や40分かけたら目標スコアレベルのエッセイが書けるのなら、Writingで目標スコアを獲得できるだけの表現力や文法力があるということです。
足りないのは「スピード」。
書くスピードを上げるには、多く書くことでエッセイWritingに慣れることが有効です。
コースを受講されている方々のエッセイや、今回のお年玉エッセイ添削の結果から、実際にエッセイを多く書く重要性をこれまで以上に認識させられました。
エッセイWritingへの慣れの養成にWritingコース(Independent/Integrated)をご活用ください。
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