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Total 109、Speaking 23、リスコア(スコアの見直し)した方がいい?

Total 109、Speaking 23を獲得したブログの読者の方から、110点以上を狙うためにSpeakingをリスコア(スコアの見直し)すべきかどうかのご質問をメールでいただきました。

メールでの学習相談等はトフレの受講生の方に限らせていただいていますが、ブログ上で返答であれば回答します。

以下、リスコアに関していただいたご質問:

 

葛山先生

いつも興味深くブログを拝見しています。TOEFL受験に有用な情報が多く、大変助かっています。

受講生ではないのですが、質問させて頂いても良いでしょうか。スコアの見直しに関してです。

2020年3月7日に受験したテストのSpeakingセクションのリスコアを検討しています。当日の出来は特に悪くなかったので低い点数が出たことに少々納得が出来ていません。リスコアで点が上がると110点以上となりますので、それもリスコアを検討する理由です。TOEFLは国内大学AO入試、海外大学出願に使います。

今回のスコア内訳は、以下の通りです。
R30、L28、S23、W28 合計109

TOEFLはこれまで2回受験しています。
2019年9月 R26 L25 S22 W24 合計97
2019年11月 R27 L28 S28 W24 合計107

当方は現在高校2年生で、6歳から11歳までアメリカ現地校に通っていました。帰国後は英語塾や本、インターネットなどで英語力の保持に努力しています。中学2年生で英検1級を取得しています。英会話も問題なくSpeakingにも自信があります。

お忙しいところ恐縮ですが、リスコアに関する先生の見解をお知らせ頂けると助かります。宜しくお願い致します。

 

スコアの見直しの際に気をつけるべきは、リスコアの結果、スコアが下がる可能性があること。
今回の場合、109点が取れていますが、仮に109が108へと下がったときに出願要件を満たさなくなってしまう恐れがあるなら、やめたほうがいいでしょう。

逆に「108も109も価値は変わらない。しかし110だと大きなアピールができる」ならリスコアすべきです。

 

その後にいただいたメールでは

 

先生のブログを読み返して判断すると、今回のSpeakingのサブスコアは全て3点と想像されます。
私のスキルではリスコアで2点に落ちることはないと考えられますので、最悪3点のままキープ、採点者との相性が良ければ1問くらいは4点に上がるのではと考えています。

 

とのことですので、下がる可能性よりは上がる可能性の方がずっと高いと判断します。
しかしスコアダウンは「絶対に」避けたいなら、やめた方がいいでしょう。

 

もしリスコアされた場合、スコアは変わらず23のままの可能性が一番高いと考えます。
(結果、リスコア費用$80は返金されない[スコアが変われば返金されます])

 

これまでいただいたご報告では、Speakingだと70%くらいでスコアは変わらない感じ。
(Writingはもっと低く、スコアが変わらない可能性は90%くらい)
昨年8月から、Speakingは6問が4問へと減り、スコア算出にSpeechRaterというAIによる自動採点も含まれるようになりました。
Writingでのe-rater同様、SpeechRaterによる評価はリスコアにおいても変わらないはずであり、Speaking問題数の減少によりリスコアの結果、スコアが上下する可能性は昨年7月までよりも下がるであろうと推測します。

 

とはいえ、Speakingは以前に28が取れていることから、スコアが上がる可能性は20-30%くらいはあるのではと思われます。これは本当に感覚なものでしかありませんが。

 

まとめると

 

109を死守したいなら、リスコアは見送った方がいいでしょう。

過去のスコアから判断すると、今回のRLWは比較的よいスコアなので、今後2-3回受験したとしてRLWで同じようなスコアを期待できるかどうかが気になるところ。

 

もし2週間後の3/28(土)にTOEFL本試験を受けられるなら、4/3(金)には結果が出ます。
そこで110以上が取れたらリスコアは不要、またはもっと高いスコアを期待して109のSpeaking 23をリスコアしてもいいでしょう。
109だったら、3/7の受験日からまだ30日以内なので、今持っている109のSpeaking 23をリスコアする。
108以下の場合、各セクションのスコアから判断して、今後の受験において109以上が期待できそうかを判断。(107, 108ならそこでのSpeaking/Writingリスコアも考慮の対象になりますが)
109以上獲得が難しそうなら、109を残すためにリスコアを断念という考えもありでしょう。

 

ということで、お知らせいただた内容に基づいて様々な側面について書きました。
スコア見直しをするかどうかの判断のお役に立てば幸いです。

 

コメント

  1. T より:

    こんにちは。
    神奈川県に住んでいる高校3年生です。
    いつも興味深くブログを見させていただいています。
    勉強法など参考にすることが多く助かっています。

    受講生ではないのですが、質問させていただいてもよろしいですか?
    writingセクションの点数の見直しについてです。

    2020年6月13日に受けたTOEFLのwritingセクションのリスコアを検討しています。
    僕は、アスリート路線でアメリカの大学に行くことを考えていて、志望大学のコーチからなるべく早く100点以上をとってほしいと言われています。そのため、今回の試験で100点以上を目指していたのですが、結果99点でした。
    良く出来たと思っていた、writingが24点だったため、リスコアをしようかと考えています。
    自宅受験TOEFLに対応するパソコンを持っていないため、次いつTOEFLを受けれるかも分からず、それもリスコアを考えている要因の一つです。

    TOEFLは今回を含めるとこれまで3回受験しています。
    2020/1/11 R15 L19 S17 W15 T66
    2020/3/28 R23 L22 S20 W23 T88
    2020/6/13 R27 L25 S23 W24 T99

    お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスを頂けると幸いです。
    宜しくおねがいします。

  2. Katsurayama より:

    Tさん

    まずリスコアしてスコアが変わる可能性は非常に低いと考えます。Writingはリスコアでスコアが上下することはほとんどないので。
    しかし99では十分ではなく、100以上がどうしても必要ならスコアの見直しをされてはいかがでしょうか。

    リスコアをするとスコアが下がる可能性もあるので99が98以下になるのを絶対に避けたいならリスコアをすべきではありません。
    リスコアを申請されるならそのリスクを踏まえて行いましょう。

    「良く出来たと思っていた、writingが24点だった」とのことですが、Integrated、Independentともに評価点4平均だったが、他の受験者の評価も高かったから偏差値によりスコアが下がって24になったのかもしれません。

    https://youtu.be/5T0ZQxh1ATw?t=643

    Katsurayama

  3. T より:

    こんにちは。
    お返事ありがとうございました。

    100点行くのと行かないのとでは、ぜんぜん違うので、
    可能性は低いと思いますが、リスコアしてみようと思います。

    アドバイスありがとうございました。

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