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【改訂版】留学準備としての英語力アップ (Reading)

以下、過去記事を改訂したものです。以前にいくつかに分けて書いたものを2−3の記事にまとめます。今回はその1回目。

 

 

留学を決めた受講生の方から、留学準備としての英語力アップの取り組みについて質問をいただきました。またアメリカの有名大学院への合格を報告いただいた受講生の方からも同様の質問があったのでこちらで回答します。

 

今後に関してですが、留学先で英語で授業を受けるためにどのような勉強をしておけば良いでしょうか。TOEFLを軸にするか、他の方法に移すかで悩んでいます。TOEFLの勉強を続けて定期的に英語力を図るためTOEFLを受験するか、それとも興味のある分野の英文を読んだり、英語ニュースや大学の無料講義を聞いたりするか、どちらが有効でしょうか?

 

まず、TOEFLで目標スコアを取った後にTOEFL学習を続けることはあまりお勧めしません。(TOEFL講師が言うべきことではないかもしれませんが ...)もちろんTOEFL対策を通して、留学に求められる英語力を向上させられます。

 

もともとTOEFL iBTは英語圏の大学・大学院での成功に必要な英語運用能力を徹底的に分析して作成された試験であり、TOEFLで高得点を取れるなら英語圏の大学・大学院での活躍が可能と言えます。

 

しかしながら留学先が決まったのなら

 

「何を専門として学ぶか」
「どの先生のクラスを取ることになるのか」
「どの本を読むことになるのか」
「どのような英語力がより求められるのか」
(例えば積極的に発言することが大切なのか。または多くの文献に目を通し、まとめる高度なリサーチ能力が求められるか)

 

などが分かることに。

 

つまり、TOEFLがイメージする英語圏の大学・大学院という大まかな設定よりも、自分個人に合った、よりspecificな環境を意識しながら留学準備としての英語力アップに取り組めます。

 

なんとなく英語力を上げようとYouTubeやNetflixなどを見たり、ペーパーバックを読んだり、オンライン英会話を行なっても「留学先で求められる英語力」を身につけるためには大きな貢献はないかもしれません。留学したとき、どのような場面で英語を使うかをまずイメージし、思い浮かべた場面の中で自分にとって最も重要なものを決めることから始めましょう。

 

例えば「クラスで積極的に発言できるようになる」ことが最も大切であるとしましょう。

 

「じゃあ、ディスカッションのためのSpeaking力を鍛えるにはどうしたらよいか?」

 

と思われるかもしれません。しかし、実際に話す前には

 

ディスカッションのトピックであるテキストや記事、論文を読んで理解するReading力
先生からどのような意見を求められているのか、他の生徒の発言内容をを理解するListening力

 

が求められます。具体的な場面を意識することで、なんとなく「もっと話せるようになればいい」ということではないと分かりますね。

 

まずは留学で求められるReading力向上方法について書きます。Readingに関しては、Listening、Speaking、Writingというその他のスキルと比べて、不安を持っていない方も多いでしょう。しかし現実に大学・大学院が始まると、明日までに何十ページと読まなければならない状況になります。

 

日本語であれば専門的な内容であろうと数十ページくらいたいしたものでないかもしれませんが、これまでA4サイズ1ページくらいのTOEFLのパッセージに対して四苦八苦していた方には、専門的な内容を数十ページも読み進めるのは確実に困難になります。授業ではReadingの課題に関する発言が求められることが多いので、読み終え、理解できていないと授業に全く参加できなくなってしまいます。ではどうしたらよいか?

 

ひとつは実際に授業が始まる前にテキスト等を入手し、事前に読み進める。自分が取りたいコースで指定されるテキストや指導教授が書いた書籍を、留学開始前の比較的時間があるときに読んでおけば、留学後慌てなくて済みます。

 

ではテキストを入手したとして、どのように読めばいいか?

 

まずは辞書をあまり使うことなく、ひと通り読み終えることをお勧めします。分かりにくい部分は飛ばしましょう。テキストや記事、論文には、内容のまとめが書いてあることも多いので、まずはまとめだけ目を通してもいいでしょう。

 

この段階で避けたいのは、途中で挫折してしまうこと。

 

とにかくひと通り読み終えることで、だいたいのイメージがつかめます。内容のイメージが最初に持てれば、再度読み進める際に理解しやすくなります。英語の映画・ドラマを字幕なしで見る時、事前にあらすじを大まかにでも知っていると、聞き取れない表現が多くても、全体的な話は理解できるますよね。

 

ひと通りざっと目を通した後は、再度、今度は重要そうなところにアンダーラインを引いたり、自分の意見・感想を書き込んだりしながら読みましょう。(もちろん最初からこのようにして読んでもOKです)

 

2回目においても、知らない単語をすべてチェックしなくてもいいでしょう。

 

繰り返し使われるもの、どうしても意味を理解したいものは調べながら読み進める。分厚いテキストであれば全部読む必要はありません。自分の興味のあるところだけでも読んでおくだけでもかなりなアドバンテージになります。

 

授業開始前のReadingの準備としてはこのくらいで十分です。またそれぞれのクラスの前に課題の範囲を再読することになります。

 

授業開始前に多くの書籍、論文を読んでおくと自分が学ぶことになる分野で求められる背景知識、その分野でよく使われる専門用語、またある程度のスピードを保ちながら読み進めることによって得られる英文処理速度の向上が図れます。

 

まずは留学先でどのような書籍を読むことになるか調べましょう。授業で使用する課題図書やその範囲が分からなければ事前に指導教授や職員に聞きましょう。

 

次回は留学準備としてのListening力の向上について書きます。

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