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【改訂版】Integrated Writing の評価点のつけ方を本試験と同様にしました

昨年 Integrated Writingコースのアップグレードを行いました。本試験での評価方法と同様にするため、改善された点を伝えます。

 

以前にYouTube動画で、TOEFLのIntegrated Writingにおいて人間の採点官がどのように評価点をつけるかについて説明しました。

 

 

Writingセクションで書く2本のエッセイは Rubricsという評価基準に基づいて評価点がつけられていると、TOEFLのことしか扱わないこのブログを読みに来ている皆さんはご存知かと思います。

 

» TOEFL iBT® Test — Writing Rubrics

 

 

 

しかしながら、TOEFL本試験のWriting採点官をしている弊社のネイティブスタッフの報告により、Integrated Writingにおいては、Rubricsの他に評価点を判断するためのもうひとつの基準があると分かりました。
ETSが公表していない、Integratedタスクでの評価点判断に使われる以下の表を「Integrated Writing評価表」と呼ぶことにします。

 

 

この評価表の上部に「講義 3つの理由の記述」とありますが、これはレクチャーの主張を裏付ける3つの理由それぞれに対する記述のレベル(評価)を示します。

この評価表により、人間の採点官から

 

評価点5を獲得するには、3つのポイントすべてにおいて5レベル

評価点4を獲得するには、3つのポイントすべてにおいて4レベル以上

評価点3を獲得するには、3つのポイントのうち2つにおいて3レベル以上

 

の記述ができていなければならない、と分かります。

 

では人間の採点官は、レクチャーポイントそれぞれのレベルをどのように判断するのか。

Rubricsに照らし合わせるだけではなく「スコアメモ」の内容と比較して記述内容が十分であるかを確認します。

 

以下の「青字」部分がスコアメモのサンプル。
TOEFL iBT Free Practice Test (TPO 8)のWriting Integratedタスクの問題の一部(パッセージとスクリプトを表示)に対して作成したスコアメモです。
Listening部分ではスコアメモサンプルの表現そのままを掲載せずに、大まかに日本語訳したものを紹介します。

 

(Readingパッセージの途中まで)

 

 

(Reading最初のポイントに対するスコアメモ)

Readingのポイント1 – Wealth in Switzerland

The reading claims that Chevalier borrowed money in Switzerland, which means he could not have been as rich as he claimed in his memoir.

 

(Listeningの冒頭と最初の理由部分のスクリプト)

No memoir can possibly be correct in every detail, but still, the Chevalier’s memoir is pretty accurate overall, and is, by and large, a reliable historical source. Let’s look at the accuracy of the three episodes mentioned in the reading.

 

First, the loan from the merchant. Well, that doesn’t mean that the Chevalier was poor. Let me explain. We know that in Switzerland, the Chevalier spent huge amounts of money on parties and gambling, and he had wealth. But it was a kind of property you have to sell first to get money. So it usually took a few days to convert his assets into actual money. So when he ran out of cash, he had to borrow some while he was waiting for his money to arrive, but that’s not being poor.

 

(Listening最初の理由に対するスコアメモ)

5レベルの回答は、the Chevalierが実際にwealthyであったという理由の説明において、レクチャー内容の以下すべてに触れていなければならない。

 

A. The Chevalier’s wealth was based in property.
B. Changing his property into cash took time.
C. He needed to borrow money while he waited for the sale of his property.

 

4レベルの回答:このレベルの回答はレクチャーの3つのサブポイントすべてに触れてはいるが、全体的に十分でなかったり、言語的な問題がある。またはAとBかAとCのみについて触れている。

3レベルの回答:このレベルの回答は、内容不足や言語的な問題が少なくない。BとC両方に触れていなかったり、3つのサブポイントのうちの1つしか記述していない。

2レベルの回答:Rubricsで述べられているように内容的、言語的にかなりの問題がある。

 

追記:ここでのレクチャーの理由に対するサプポイントは3つ(A, B, C)でしたが、2つの場合の方が多いです。ここではAとBをひとつにまとめて2つにすることもできたのですが、項目をより明確にするために3つにしました。

 

トフレのIntegrated Writing 4Dayコースで扱う4問、Integrated Writing添削コース Set 1/Set 2で扱う5問ずつの合計14問すべてに対して、スコアメモを提供しています。
また、提出いただいたIntegratedエッセイに対して、レクチャーの3つの理由それぞれのレベル(評価)を伝え、それぞれの理由のレベルに基づいて全体のスコアをつけています(例えば、3, 4, 4なら評価点3というように)。

 

例)Overall score  – 3 (strong)
A combination of 4, 3, and 4 results in the whole response deserving a score of 3 (strong).

* 3 (strong) は3レベルとして非常にすぐれ、採点官によっては4が取れる可能性があることを意味します。レクチャーの3つの理由それぞれのレベル(評価)を伝えることにより、どこが問題でスコアが下がっているかが分かります。

 

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