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【再掲】TOEFL 65-70から100以上獲得を目指している方からコース受講の相談をいただきました

以下、過去記事の再掲です。

 

トフレ!のサイトの「お問い合わせ」からコース受講に関して質問をいただきました。
ご質問には個人が特定されるような情報がなく、ブログに掲載しても問題なさそうだったので、私からの回答がこのブログを読みに来ている皆さんにとっても参考になるかと思い、お問い合わせいただいた方に了承いただき、ここで回答することにします。

 

またメールで回答するよりもブログ記事での方がより詳細になりますし、また私からの回答をより信用できるかと。まずはいただいたお問い合わせを紹介し、その下に回答していきます。

 

 

初めまして。トフレ受講を検討している◯◯と申します。
TOEFL100点を目標に昨年の9月末から勉強を開始いたしました。

点数の推移としては、

2022/09/20:  R 16, L 14, S 19, W 16, Total 65
2022/12/14:   R 20, L 14, S 15, W 17, Total 66
2023/02/07:  R 19, L 20, S 結果待ち, W 結果待ち, Total 結果待ち

となっております。
1回目と2回目の受験でリーディングとリスニングの能力向上が先決だと判断したため、TOEFL公式問題集を使って読んだり聞いたりしたことを要約し、ディクテーション、シャドーイングなどを行いました。

リスニングは改善したようですが、リーディングはあまり変わっていないようで、リーディングの問題を解いている最中は、知っている単語で構成された文章だとしてもすんなりと頭に入ってこなず、理解したとしてもしばらく読み進めると忘れてしまうといったことに遭遇しております。
専門用語に出くわした時には、必ずその文章でスタックしてしまい思考が乱されてしまいます。
また、英単語に関してはTOEFL3800をRank 3まで9割ほど覚えたのですが、少し日にちがたつとすぐに忘れてしまいます。
特に、文科系と生物系の問題が出てくると高確率で理解に苦しみます。背景知識がないのでしょう。天文学、テクノロジー、ビジネス系は比較的理解しやすいです。
勉強時間についてですが、一日に3時間ほど勉強しており、リーディング、リスニング、ウェブ英会話を実施しております。

トフレ様のDelta 18dayコースはTOEFLの各問題についてどのように対処すればよいかなどが学べそうだと思っております。
一方で、Delta 18dayコースは毎日宿題があるようで、リスニングとリーディングのコースを同時にとった場合に何時間勉強する必要があるのかが疑問に感じました。
私自身社会人のため、家事育児と仕事の合間で勉強する必要があります。

まだ受講が決定したわけではないので、難しいところかと思いますが、差し支えない範囲でアドバイス等をいただけますと幸いです。

 

 

では、いただいたお問い合わせに回答していきます。

 

> TOEFL100点を目標に昨年の9月末から勉強を開始いたしました。

> 点数の推移としては、

> 2022/09/20:  R 16, L 14, S 19, W 16, Total 65
> 2022/12/14:   R 20, L 14, S 15, W 17, Total 66
> 2023/02/07:  R 19, L 20, S 結果待ち, W 結果待ち, Total 結果待ち

> となっております。
> 1回目と2回目の受験でリーディングとリスニングの能力向上が先決だと判断したため、TOEFL公式問題集を使って読んだり聞いたりしたことを要約し、ディクテーション、シャドーイングなどを行いました。

 

2ヶ月ほどでのListening 6点アップは素晴らしい成果です!これまでの取り組みが実り、Listening力が向上したのでしょう。
ただしこれまでの取り組みによりTOEFL Listening問題に慣れた結果、苦手意識が軽減され、もともと持っている英語力が十分に発揮されるようになった部分もあるのではと推測します。
(Readingは2回目で16 → 20になりましたが、ここも問題形式に慣れたからスコアが上がったのかもしれません)

 

> リスニングは改善したようですが、リーディングはあまり変わっていないようで、リーディングの問題を解いている最中は、知っている単語で構成された文章だとしてもすんなりと頭に入ってこなず、理解したとしてもしばらく読み進めると忘れてしまうといったことに遭遇しております。

 

Readingの方が問題が長く内容が難しいので、20点くらいの実力の方にとってはかなり理解しにくかったり、話の内容を忘れがちになるのは仕方がありません。
単語の意味は知っていても、その単語の使われ方に慣れてなかったり、文脈にあった意味が取れていなかったり、パッセージの内容に対する背景知識が乏しいと理解が浅くなってしまいます。
今後、多くの問題パッセージを「意味を理解しながらスラスラ読める」ようにすることでReading力は向上していくでしょう。

 

2回目の受験の後の1ヶ月半ほどの間は、ListeningとReadingの取り組みに集中されたようですが、そのような場合、片方ではスコアアップしたが、もう片方が変わらなかったというのはよくあること。近々本試験を受けたらReadingがアップしているかもしれません。以下の公式模試でもReadingの実力を確認できます(受けるならRLのみのTPO23でもいいでしょう)。

 

»  TOEFL iBTの公式模試を安く受けるには?(2,500円もお得!)

 

Reading、Listening 20点くらいの方だと問題に自分で取り組んでも、問題内容、正解・不正解の理由、問われているポイントが十分に理解できず、取り組みとしてあまり効果的になっていない恐れもあります。RL合計点で前よりも5点アップは1ヶ月半くらいの取り組みとしては悪くない成果とも言えます。

 

> 専門用語に出くわした時には、必ずその文章でスタックしてしまい思考が乱されてしまいます。

 

問題の中に専門用語が出てきたときは、その用語の対しての抽象的な説明から始まるので分かりにくくて当然。ですが、Reading力・Listening力の向上により専門用語の説明は理解しやすくなります。また同じような内容の問題に過去に取り組んだことがあって背景知識があると、分からない部分もある程度推測できるようになります。

 

現状において「何ができない」「何が難しい」ことは気にする必要はありません。実力の向上に伴い、徐々に解決していく問題です。

 

> また、英単語に関してはTOEFL3800をRank 3まで9割ほど覚えたのですが、少し日にちがたつとすぐに忘れてしまいます。

 

これまで見たことがない単語を意味を覚えても、その数日後には覚えた単語の多くの意味を忘れてしまうのは(ほんの少しの天才を除く)誰にとっても同じ。なので、覚えるために何度も何度も多く繰り返すことが求められます。

3800のような「単語とその意味が羅列されている単語本」への取り組みで成功する人は

 

A)長い時間をかけて非常に多くの回数繰り返して覚える
B)その本に掲載されている単語の多く(例えば 60-70%くらいなど)をもともと知っているため、覚える作業の負担が大きくない

 

のいずれかであることが多いので、3800の取り組みを継続するなら忘れてしまうことは気にせずに気長に続けましょう。

 

とはいえ、もしトフレのReadingコース、Listeningコースを受講されるなら、単語本への取り組みはスキマ時間に見直すくらいにとどめ、単語はコースで取り組む問題のものを中心に覚えることをお勧めします。
Reading 20くらいの人にとって足りないのは単語力だけではなく、単語をものすごい数覚えたらTOEFLのReadingで27-28が取れるというものではありません。
TOEFLのReading問題への取り組みを通して単語力だけではなく、英文処理速度、文法力、論理力、背景知識、解答力も向上させていきましょう。

 

» TOEFL Reading:単語学習に逃げてないですか?

 

> 特に、文科系と生物系の問題が出てくると高確率で理解に苦しみます。背景知識がないのでしょう。天文学、テクノロジー、ビジネス系は比較的理解しやすいです。

 

誰にも苦手な問題トピックはあり、気にする必要はありません。今後、多くのTOEFLの問題に取り組み、理解できるようにしていくと背景知識が向上し、問題内容が理解しやすくなります。
しかしながら問題トピックすべてに対しての背景知識を事前に身につけることは不可能であり、背景知識を高めながらも、問題を通して英語力を高めていくことが何よりも大切。背景知識あると理解しやすくなりますが、TOEFLの問題は事前の背景知識がなくても英語力が高ければ正解できるように作られているからです。

 

> 勉強時間についてですが、一日に3時間ほど勉強しており、リーディング、リスニング、ウェブ英会話を実施しております。

> 私自身社会人のため、家事育児と仕事の合間で勉強する必要があります。

 

1日3時間ほどならば、トフレの受講生の方々の中では多い方です。皆さん、毎日忙しい中、学習時間を捻出されているので。3時間の学習時間を継続的に確保し、受講を進めていけるならば大幅なスコアアップが期待できます。

 

ひとつ気になるのが「ウェブ会話」。オンライン英会話自体はいいことではあるものの、オンライン英会話はTOEFLのSpeakingセクションのスコアアップにあまりつながらないことも多いです。
話が途中で止まってしまったり、途切れることが多かったりして、Speakingでは15点未満になってしまう人はある程度の流暢さを身につけて評価点平均2くらいの15点をまず獲得できるようにすることは必須であるものの、Speaking 19点を取るくらい英語を話す力がある人は、Speakingでのスコアアップのためには、TOEFLのSpeaking問題に取り組むことをお勧めします。

 

> トフレ様のDelta 18dayコースはTOEFLの各問題についてどのように対処すればよいかなどが学べそうだと思っております。
> 一方で、Delta 18dayコースは毎日宿題があるようで、リスニングとリーディングのコースを同時にとった場合に何時間勉強する必要があるのかが疑問に感じました。

 

トフレの講義があるコースすべてにおいて、毎回のDayの後にアサインメントがあります。授業を受けただけでは大切なポイントが身につきませんし、また特にReading、Listeningにおいては多くの問題に取り組むことが欠かせないので。

 

例えば Listening Deltaコースでは、アサインメントの予想作業時間として、Day 1 – 2.5時間、Day 2 – 1時間、Day 3 – 1.5時間、Day 4 – 1.5時間、Day 5 – 3時間 というように目安を伝えています(平均 2.5時間くらい、Readingは平均4時間くらい)。

しかし実際に1回のアサインメントにかかる時間は、受講生のReading力、Listening力によって大きく変わり、例えばListeningスコアが10点台前半くらいだと予想作業時間の3倍くらいかかることも。20点くらいの実力だとListeningでは予想作業時間の1.5-2倍くらいかかるかもしれません(Listeningの方が実力に応じて予想作業時間よりも長くなることが多いです)。

 

Listening、Readingともに全18回のコースを通して、DeltaのListening、Reading分冊1冊を終えるので、それだけでかなりのボリューム。
その後、更なる実力アップ、スコアアップを狙うために、Listening、ReadingではOfficial Guide を使った演習コースを用意しています。そこでは、授業の中で扱うOfficial Guideだけではなく、コース終了後にOfficial Tests Vol. 1 & 2への取り組みがしやすくなるように Official TestsのReading、Listening問題に対しても単語リスト、解説Q&A(過去に受講生の方からいただいた質問に対する解説をまとめたもの)、質問メール制度でListening力、Reading力アップのサポートをしています。

Deltaコースだけ、またはOGコースも受講するかはそのときどきの状況でご判断ください。

 

以上、いただいたお問い合わせに対する回答になります。コースの無料体験授業では Listening Delta 18Dayコース、Reading Delta 18Dayコースの1回分の授業を受けることできます。
内容を確認の上、受講を判断ください。

 

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