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【再掲】TOEFL R 17, L 13, S 16, W 12, Total 58 から80以上獲得を目指すスコア戦略

以下、2ヶ月ほど前の記事の再掲です。

 

トフレのコース受講を開始したばかりの方から目標スコア80以上獲得のためのアドバイスの依頼がありました。この方へはすでにメールで回答済みですが、同じような状況の方もいるかと思い、ブログ記事でも目標スコア獲得戦略を書くことにします。

 

私からのアドバイスは人によって異なるため、今回の記事では以下のような人に対するスコア戦略になります。
(スコアはご相談いただいた方のものと若干変えています)

 

最近初めて本試験を受け、Reading 17、Listening 13、Speaking 16、Writing 12、Total 58 
目標スコアは80以上

 

ここでは、このスコアが現在の実力を正確に示していると仮定します。特に初受験では、試験の形式や環境に戸惑い、実力を発揮できないことがよくあるので、受験時に大きな失敗をしてしまったり、うまく集中できなかった人は、以下などの公式模試を受け、再度の実力測定をお勧めします。
TOEFL対策開始時に、本試験や公式模試を受けて自分の実力を測定することは非常に大切なので。

 

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Speaking

 

お知らせいただいたスコアの中で私がまず注目するのはSpeakingで16点が取れていること。

 

目標スコアが80なら通常の場合、R 23, L 22, S 15, W 20 を目標とすることをお勧めしています。
(R 23は8問間違いくらい[76%ほどの正解率]、L 22は8問間違いくらい[71%ほどの正解率]、S 15は評価点平均2くらい、W 20は評価点平均3くらい)

 

今回は16が取れましたが、おそらくはSpeaking 4問の回答に対する評価点はすべて2だっと推測します。評価点平均が2だと15点になることが多いのですが、この回のSpeakingは全体的に難易度が高く、その結果、偏差値によって1点あがり16点になったと考えます。よって次の試験で同じようなレベルの回答をした場合、15点になる可能性は高いと思われます。

 

 

Writing

 

続いて、Writing 12点について。
AIのみが評価する公式模試では、IntegratedとIndependentの評価点平均が

 

1.5の場合(例えばIntegratedが評価点1、Independentが評価点2)、11点
2の場合(例えばIntegratedが評価点2、Independentが評価点2)、14点

 

になっています。

Writingが10点台前半のスコアだとIntegratedの方が苦手という方が多いので、そうであったと仮定すると12点ではIntegrated Writingに対するエッセイは、人間の採点官またはAI(e-rater)の評価のどちらか、または両方で1がついた可能性が高いと言えます。それに対してIndependentの方はおそらく人間の採点官、AIともに評価点は2だったはず。

 

ここで分かるのは評価点2が取れるくらいのWriting力があるということ。Integratedの方は全く対策をしていないと問題形式に面食らって何をどう書いたらよいか分からない状況になる人は多いので、おそらくそのパターンだったと推測します。そのような場合、1−2時間の適切な対策ですぐに評価点2が取れるようになります。

 

しかしIntegrated、Independentどちらにおいても、評価点2を3に上げるにはそれなりの対策が必要になります。
とはいえ Reading、Listening合計45以上くらいのReading力、Listening力がある人にとってはWritingでの評価点3の獲得、つまりWritingセクションでの20点くらいの到達は決して難しいことではなく、適切な対策を行えば、Reading、Listeningのスコアアップに求められる時間よりもずっと短い時間で20点が取れる実力が身につきます。

 

 

ReadingとListening

 

ということで、80以上に到達するにはReading 17 → 23−24(6−7点アップ)、Listening 13 →  21-22(8−9点アップ)を達成できるかがカギになります。

 

Reading、Listeningをそこまで伸ばさずに、Speakingでのスコアアップを狙う手も人によってはあるのですが、Speakingでの更なるアップを達成するにはSpeakingセクションでの4問中3問にあたるIntegrated問題でのReading、Listeningの理解力を高める必要があり、結局、Reading、Listening力の大幅なアップが求められます。

 

Readingは17、Listeningは13とReadingとListeningの差が大きいので、学習時間が限られている場合はひとまずListeningの取り組みに集中するのがよいでしょう。
(学習時間が毎日3時間以上取れるなら、Listening多めで、Readingと並行して進めるのがよいと考えます)
ご相談いただいた方には Listening Delta 18Dayコースを半分のDay 9まで、受講に集中することをお勧めしています。Day 9が終わった時点でそれまでの取り組みの感想等をお知らせいただければ、その時点の状況に基づいて今後の取り組みのアドバイスをします。

 

このようなスコアの方の場合、Listeningの取り組みを優先しながらも、まずはReadingとListeningの合計で40以上の獲得を目指す。RL合計40以上(または40近く)になったときにそれまでの対策の学習時間や進捗状況、目標スコア獲得の期限などに基づいてWriting対策をいつ開始するか、開始するならどのように進めるかを決めるのがよいでしょう。

 

以下、目標スコア80以上のスコア戦略についてのYouTube動画です。こちらも参考にしていただけたら。

 

 

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