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【改訂版】新形式TOEFL公式模試 TPO30 & 31 Listeningスコアデータ分析

» 新形式TOEFL公式模試 TPO30 Readingスコアデータ分析

 

の続きです。今回は、公式模試 TPO30 & 31のListeningスコアデータ分析。

 

ListeningではTPO30だけでなく、31のデータも公表します。Listeningは昨年7月からの新形式では(スコア換算に関係ない)ダミー問題がなくなった以外、何も変わっていないので以前に収集したTPO 31のデータもそのまま使えるので。
(新形式のTPO31 Listeningでの結果が、以前のTPO31 Listeningと同じであることはいくつもの結果から確認済みです)

 

セクションは全28問。満点が30点なので、大まかには1問間違うたびにスコアが1点下がる感じ。

 

とはいえ、その換算方法とはちょっと違うところがあるので、以下の表から

 

「目標スコアを獲得するにはどのくらい間違ってもいいのか」
「現在のスコアでの正解率はどのくらいか」
「スコアを◯点上げるには何問くらい正解を増やせばよいのか」

 

などを確認しましょう。

 

注:正解率では小数点部分を四捨五入しています。例)53.57%  → 54%

 

TPO 30 & 31 Listening(新形式)
スコア

TPO30

スコア

TPO31

正解数 不正解数 正解率
30 30 28 0 100
29 30 27 1 96
27 29 26 2 93
26 28 25 3 89
25 26 24 4 86
23 25 23 5 82
22 24 22 6 79
21 23 21 7 75
20 22 20 8 71
19 21 19 9 68
18 20 18 10 64
17 18 17 11 61
16 17 16 12 57
15 16 15 13 54
14 15 14 14 50
13 14 13 15 46
12 12 12 16 43
10 11 11 17 39
9 9 10 18 36
7 8 9 19 32
6 6 8 20 29
4 4 7 21 25
3 3 6 22 22
(2) [推測] (2) [推測] 5 23 18
(1) [推測] (1) [推測] 4 24 14
(0) [推測] (0) [推測] 3 25 11

 

 

以下、上の表の分析結果:

 

1.存在しないスコアがある

TPO30では 28、24、11、8、5点、 TPO31では 27、19、13、10、7、5点が存在しません。TPO30、31を何度受けてもそれらのスコアは取ることはありません。正解数とスコアの関係は毎回同じです。

 

2.正解数とスコアの関係は、模試(TPO)によって異なる

TPOのVolumeが異なれば、同じ正解数でもスコアは1−2点異なるかも。例えば、TPO30と31の比較では以下のようになります。

 

3問間違い:TPO30 – 26点、TPO31 – 28点(2点差)
4問間違い:TPO30 – 25点、TPO31 – 26点(1点差)
5問間違い:TPO30 – 23点、TPO31 – 25点(2点差)

※ ちなみにTPO23は3問間違い − 26点、4問間違い − 25点、5問間違い − 24点

 

本試験のListeningで「前と同じくらい正解したはずなのに2点下がった!」と感じた人の正解数は同じだったかもしれません。

 

3.正解数5問以下のデータは現時点では不明

正解数5問では正解率18%(5/28問)と、4択のランダムクリックの計算上の正解率25%よりも低いため、計測の必要がないと判断しました。

 

 

TPO30 & 31 Listeningスコアデータから分かること

 

今後、本試験でのListeningスコアはこちらの換算表に照らし合わせて、だいたいどのくらいの正解数/正解率であったか推測しましょう。

 

模試によっては同じ正解数でもスコアが異なると伝えましたが、これは本試験でも同じ。よって「正解数が上がってもスコアが下がる」ことも。Readingほどではありませんが、正解が1問増えると2点上がる(正解が1問減ると2点下がる)ところもあり、1点くらいの差は運で決まることがあると分かります。

 

Reading、Listeningでは1問を正解・不正解するかによって少なくとも1点上下します。Listeningは5題出題されますが、そのうちの1題において途中で集中力が切れたことにより3問落とすと、スコアが3−4点下がります。多くの場合、3−4点スコアを落とすと目標スコアが獲得できないので、どの問題においても最後まで集中することが非常に重要であるとこのデータからも分かります。

 

「Listening 28が目標だが27点だった」という場合、確かにスコアは1点足りないものの、受けた試験ではListening 28が存在しなかったかも。Readingでもそうですが、運良くまたは運悪く、1点上下するものであり、だからこそ、目標スコアよりも数点高いスコアが取れるだけの実力を身につけるか、または目標スコアが取れるだけの実力が身についたときに、数回受験して運に恵まれる可能性を増やすことが大切です。

 

 

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