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【再掲】TOEFL Reading:スコアが大幅に上下する!

2024.10.05

以下、過去記事の再掲です。

 

Writingコースの受講生の方からの目標スコア獲得相談メールにおいて、その方のReadingスコアがここ1ヶ月ほどで 22 → 27 → 18 と大きく上下していました。
(Readingコースは未受講。Readingは19以上が必要という状況)

 

このようにReadingスコアが大きく変わることはよくあります。

 

2023年7月末より、TOEFLは2時間ほどで終了する試験にするため、Readingのパッセージ数が3つから2つに、問題数は33問分から22問分へと減少しました。
(1パッセージあたりの問題数は10問だが、10問目の「要約問題」は2問分の配点)

 

ちなみにTOEFL Readingは2011年10月までは4パッセージで出題され、1パッセージあたり15問分だったので、60問分での正解数に基づいてスコアが算出されていました。

「どちらの方がよりよい」ということではありませんが、現在のReadingは2パッセージ、22問分で、30点満点のスコアとなっています。

 

2パッセージしか出題されないので、その2パッセージがたまたま自分にとって理解しやすいトピックや内容だと大幅にスコアが上がることがあります。
その逆に、2パッセージの内容が苦手な学問分野だったりするとスコアがかなり下がることも。

 

また、特に20点くらいの実力の人は受験のたびにスコアが大きく変わりやすいと言えます。
下の表は公式模試TPO30のReadingセクションのスコアデータ。

 

» 新形式TOEFL公式模試 TPO30 Readingスコアデータ分析

 

このTPO30のReadingでは、22問中

 

15問正解で20点

16問正解で22点

17問正解で24点

 

とたった2問に対する正解不正解の差で4点も変わっています
2問というと、それぞれパッセージにおいてなんとなく選んだ1問が正解するかどうかによって4点変わる可能性が十分にあるということ。

なので、特に高得点獲得を狙う人はReadingでのベストスコアを自分の実力と考えるのではなく、目標とするスコアを「安定して」取れるようになることを目指しましょう。

 

追記:ちなみにRLのみの公式模試TPO23のReadingでは、19問正解で27、18問正解で25、17問正解で23、16問正解で21、15問正解で19点になっています。

 

 

TPO 30 Reading(新形式)
スコア 正解数 不正解数 正解率
30 22 0 100
29 21 1 95
28 20 2 91
(27)
26 19 3 86
25 18 4 82
24 17 5 77
(23)
22 16 6 73
(21)
20 15 7 68
19 14 8 64
(18)
17 13 9 59
16 12 10 55
(15)
14 11 11 50
13 10 12 45
(12)
11 9 13 41
(10)
9 8 14 36
(8)
7 7 15 32
(6)
5 6 16 27
(4) [推測]
3 [推測] 5 17 23
(2) [推測]
1 [推測] 4 18 18
0 [推測] 3 19 14

 

注:正解率では小数点部分を四捨五入しています。例)51.52%  → 52%

 

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