TOEFL Writing:Academic Discussion はどんな問題?
TOEFLのWritingセクションは、Integrated WritingとWriting for an Academic Discussion(通称 Academic Discussion)の2つのタスクで構成されています。
今回は Academic Discussionとはどのような問題か、簡単な概要を伝えます。
Academic Discussion問題は3つのパートに分けられます。
左上の(問題の)「指示」、左下の(教授からの)「質問」、そして右上の(2人の)学生の「投稿」。
問題画面はクラスで共有するDiscussion Board「意見交換の場[掲示板]」をイメージしたもの。
教授からの「質問」に対する(同じクラスの)2人の学生の「投稿」を読んでから自分の回答を書き込みます。
制限時間は10分。この10分には「指示」、「質問」、2人の学生の「投稿」を読む時間が含まれます。
これらを読んだ後、教授からの「質問」に対する自分の回答を書きます。よって読むのに時間がかかると、回答を書く時間が減ってしまいます。
左上の「指示」は学問分野名以外は毎回同じ。語数としては50語くらいですが、毎回同じなので読む必要はありません。今、ここで確認しましょう。
Your professor is teaching a class on education.
「あなたの教授は教育に関する授業を教えています」
Write a post responding to the professor’s question.
「教授の質問に対する投稿を書いてください」
In your response, you should do the following.
「回答では以下を行うべきです」
• Express and support your opinion.
「意見を表明し、それを支持してください」
• Make a contribution to the discussion in your own words.
「自分の言葉で議論に貢献してください」
An effective response will contain at least 100 words.
「効果的な回答は少なくとも100語を含みます」
「指示」において最も大切なのは
• Make a contribution to the discussion in your own words.
「自分の言葉で議論に貢献してください」
仮に2人の学生のいずれかの「投稿」に同意した意見を書く場合、学生の「投稿」にはなかった、あなたのオリジナルの「説明」や「事例」を回答に書くことが求められています。あなたのオリジナルの「説明」や「事例」がない場合、評価が大きく下がってしまいます。
また、ここでのeffective response「効果的な回答」とは評価点4か5の回答を意味します。
評価点4、5と聞いてピンとこない人は、以下のYouTube動画を確認してください。
Academic Discussionにおいて、トータル80を目指す人は評価点3、トータル90を目指す人は評価点4、トータル105以上を目指す人は評価点5獲得を狙うべきです。
Academic Discussionの問題に対してどのような回答を書くべきか、具体的な対処方法は別の記事で伝えます。
上記の内容は以下のYouTube動画内で説明しています。
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