TOEFL iBT OG 5th Editionでの変更点詳細 その6
TOEFL iBT OG 5th Editionでの変更点詳細 その5(2017年2月4日)
の続きです。今回は TOEFL iBT Official Guide 5th Editionの
4.Speaking Section (pp. 165-194)
での変更点について … なのですが、ここでは特に取り上げるべきことはありません。
「変わったところがない」とまでは言いませんが、TOEFL受験者の皆さん、TOEFL対策を教えている方々にとって知っておくべきことはないので、「変更点は特になし」として終えます。
ただ、3rdから4thになったときに追加されたが、今回は「変わらなかった点」として、p. 168の以下の “Tip” を挙げておきます。
Do not memorize responses before the test, especially ones that you get from the Internet, or from test preparation instructors who say this is a good idea. It is not a good idea and it will lower your score. Raters will know it is a memorized response because the rhythm, intonation, and even the content of the response will be very different from a spontaneous response. They are easy to identify.
「インターネットで入手したものやテスト対策の講師が勧めるSpeakingの回答を暗記してはいけません。スコアが下がってしまいます。リズム、イントネーション、回答の内容が、自然に話されるものとはかなり異なるため、採点官は暗記した回答であるとすぐに分かります。」
OG 4thで追加されたこのアドバイスは
「丸暗記したもののをそのまま話しているような回答には高得点はつけない」
という警告ですが、「Speaking回答を暗記すべきか」について数年前に書いていますので、是非以下をご一読ください。
TOEFL iBT OG 4th Editionでの変更点詳細 その4(2012年10月1日)
TOEFL iBT OG 4th Editionでの変更点詳細 その5(2012年10月3日)
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