Integrated Writing:エッセイ添削ではレクチャーを2回以上聞いてもいい?
Integrated Writing添削コースの受講生の方から以下のご質問をいただきました。
「Integrated Writing 添削コースを受講していますが、現在の私のリスニング力ではレクチャーを一回聞いただけではほとんどメモをとることができません。何度か繰り返し聞くことで、まともに書けるようになりますが、本番のテストに合わせて、一回で聞き取ったものを書いて終わらせるべきでしょうか。それとも、ある程度聞き直してリスニングの部分をより多く盛り込んで添削してもらってもよいのでしょうか。」
TOEFL本試験のWriting Integrated Taskでは、レクチャー部分を聞くのは1回のみ。
ですが、エッセイWriting練習のために提出し、添削を受ける場合、Listening部分は何度聞いてもよいと考えます。
当然、2回以上聞いたら本試験同様の実力判定はできません。
添削されたエッセイにつけられたスコアは、実力を正確に反映したものではなくなります。
しかし、1回聞いただけではあまり書けなかった場合、そのままのエッセイを提出すると受けられる添削が少なくなってしまいます。
結果、添削から学べることも減ってしまう。
ということで、
本試験同様の環境(制限時間)でエッセイを提出するか
または
レクチャー音声を2回以上聞いたり、制限時間をオーバーして書き続けたり、制限時間後にエッセイを読み直し、そこで見つかったミスを修正するか
は、受講生の方が添削において何を目的とするかによってご判断ください。
ただ、制限時間内に書き終わらない場合は、最後まで書いたエッセイを見直してから提出することをお勧めします。未完成のエッセイから得られるフィードバックはそこまでになってしまうので。
エッセイ添削では、つけられるスコアによる実力判定以上に、添削から学んでのWriting力向上が大切。
Integratedだけでなく、Independentにおいても添削(+スコア判定)を受けたいエッセイを完成させてから提出しましょう。
以下、今回の内容に関連した過去のブログ記事です。ご参考まで。
TOEFL Writing: 添削・コメントの活用方法について(2017年6月30日)
TOEFL Writing: 添削・コメントをどう活かす?(2015年12月19日)
コメント