TOEFL目標スコアの獲得が40%と言われたらどう思いますか?
「今後 3ヶ月間、1日平均5−6時間、集中してコース受講に取り組めるなら、80以上獲得の可能性は40%くらいと思われます。ちなみに、Aさんの学習時間が1日平均2.5-3時間と半分くらいでも、期間が倍の半年以内になるなら60-70%と大幅に上がると考えます。」
こちら 公式模試(TPO31)で 52点:R 15 (17 of 33, 52%), L 8 (9 of 28, 32%), S 15, W 14 (INT 2, IND 2) を取ったAさんが目標スコア80以上を獲得する可能性に関して書いたもの。
» TOEIC 750くらいの人が初めてTOEFL公式模試を受けたらどんな感じ? 80以上を取るには その3
もし皆さんが目標スコアの獲得が40%と言われたらどう思いますか?
40%だとうまくいかない可能性の方が高いということなので、落ち込むかもしれません。
でも私としては判断する可能性を率直にそのまま伝えなければならない考えます。甘くすることもありませんし、あえて厳しくすることもありません。皆さんに現状をそのまま理解してもらう。
なのでいただいた学習相談の内容次第ではもっと厳しい表現になることも。
皆さんにとって大切なのは、正しい認識。
TOEFL iBTとは自分にとってどのくらい難しい試験なのか
TOEFLにおいて自分の実力はどのあたりにあるのか
目標スコア獲得のためにはそれぞれのセクションで何点を目標にすべきか
どのセクションの対策を優先的に行うべきか
それぞれのセクションでのスコアアップのためにどのような対策をすべきか
スコアアップにはどのくらいの時間・期間がかかりそうか
それぞれにおいて判断を誤ると目標スコアの獲得までの期間が長引いたり、期限までに目標スコアの獲得ができなくなります。また甘い判断をすると成果が出ないことに対して気が沈み、モチベーションが下がり、結果、学習に身が入らなくなり、目標達成が遠のくことも。
現状、目標、手段に対しての正しい認識が持てていれば、目標スコア獲得の確率が低くても、その可能性を向上させるために学習時間を増やしたり、目標達成までの期間を見直したり、学習の仕方を変えることが可能です。
私がAさんに伝えた40%という数字は大まかなものでしかありません。ご相談いただいた方の状況をすべて把握することはそもそも不可能であり、メールでお知らせいただいた内容だけでの判断になります。また可能性に対する判断はその後の状況によって上がったり、下がったりします。
お伝えしているのは「3ヶ月間」「一日平均5−6時間」「コース受講に取り組める」なら、短期間での大幅スコアアップの勝算も見えてくるというメッセージでもあります。
TOEFL対策に取り組む皆さんは、状況を冷静に把握しながらも、熱意を持って継続していきましょう。
TOEFLでの目標スコア獲得は人生を大きく変えるチャンスになります。TOEFL対策コースを提供し、受講いただくのは皆さんの人生の行方に関わること。言葉に責任を持って伝えます。
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