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TOEIC 750くらいの人が初めてTOEFL公式模試を受けたらどんな感じ? 80以上を取るには その3

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の続きです。TOEFL公式模試(TPO31)を受けて以下のスコアを取ったAさんが目標スコア80以上獲得のために何をすべきかについて書きます。

 

Total 52, R 15 (17 of 33, 52%), L 8 (9 of 28, 32%), S 15, W 14 (INT 2, IND 2)

 

80以上を目指してのスコア獲得戦略

 

80以上獲得のために一般的に推奨しているのは以下のスコア配分(赤字)。Aさんは模試ではありますが Speakingはすでに目標スコア15を獲得しています。またWritingの評価点2を3に上げるのは、Reading、Listeningともに20くらいが取れるようになった人なら、適切なWriting対策を行えばさほど難しくはありません。
(ただS 15、W 14は本試験とは異なるAIのみでの評価なので、本試験だとスコアが下がる、つまり実力は模試が示すスコアよりも低いかもしれません。「その2」で書いたように評価点2でも1に近い2の場合もあるので。このあたりのことは「その4」で書く予定です)

 

R 23, L 22, S 15, W 20
(R 23は8問間違いくらい[76%ほどの正解率]、L 22は8問間違いくらい[71%ほどの正解率]、S 15は評価点平均2くらい、W 20は評価点平均3くらい)

 

模試の結果ではR 15、L 8とReadingスコアの方がずっと高いので、Aさんには今のところR 25、L 20あたりが目標と伝えています。Readingは+10、Listeningは+12ものスコアアップが必要であり、RLでの大幅スコアアップを達成できるかが80以上到達のカギになります。

 

ということで、まずはReading、Listeningの取り組みに集中し、RL合計40以上を目指すべき。
RL合計40以上になったら、RL対策を継続しながらWriting対策を開始し、RL45以上、W 20を狙うのが一般的な戦略。ですがAさんの場合、3ヶ月以内での80以上獲得を目指すので早めにWriting対策を少しずつ開始するかもしれません。

 

大まかにはこの流れがAさんにお勧めするスコア獲得戦略になりますが、実際にWriting対策にどのタイミングで注力するか、Speakingはほとんど対策をしないままでいいか、それともSpeakingでいくらかのスコアアップを目指すかは、今後の模試や本試験の結果に基づいて判断することになります。

 

 

3ヶ月で52 → 80以上獲得は可能か?

 

ここまでは目標スコア獲得戦略。では実際のところ Aさんは3ヶ月後に80以上を獲得できそうか?
Aさんからは「1日平均5~6時間は確保出来ると思っています」とお知らせいただいています。

 

1日5−6時間というのは、多くのTOEFL受験者が費やしている学習時間の倍以上でしょうか。今後3ヶ月、かなり多めの時間、TOEFL対策に取り組めるという状況。当然その分、獲得の可能性は高くなります。

 

まず、はっきりと言ってしまいましょう。

 

今後 3ヶ月間、1日平均5−6時間、集中してコース受講に取り組めるなら、80以上獲得の可能性は40%くらいと思われます。

ちなみに、Aさんの学習時間が1日平均2.5-3時間と半分くらいでも、期間が倍の半年以内になるなら60-70%と大幅に上がると考えます。

 

なぜ同じくらいの学習時間なのにそれだけ大きく可能性が変わるのか?

 

TOEFLは知識だけでなく、スキルが求められる試験だから。

 

例えば、1文の文法構造を分析した上で日本語に訳さなければならない場合、単語や文法、訳し方の知識が往々にして問われ、このようなタイプの問題は急いで解答する必要はありません。

 

しかし、例えばTOEFLのListeningでは速めで長い文を数分もの間、聞き続けなければなりません。その間、内容をゆっくり確認したり、振り返る余裕は与えられません。なので単語や文法を知っていたり、背景知識を持っているだけではなく、速い発話のスピードについていく、速く発音される英語を聞き取る対応力が求められます。そしてこのようなスキルを習得するにはそれなりの時間と期間がかかります。

 

あるスポーツを毎日2時間、半年行った結果、身についた技術を、練習時間を倍の4時間にして3ヶ月で同じように習得するのは困難であろうことは誰でもイメージできるかと思います。毎日の学習時間を増やせば短期間でも大幅なスコアアップ達成が可能とは必ずしも考えません(もちろん学習時間は多い方がいいのですが)。

 

よって学習期間は長い方がいいのですが、3ヶ月間でも1日平均5−6時間、コース受講およびコースで扱う教材の消化に努めれば、80以上到達の可能性も見えてくると考えます。
(Aさんからは、これまでにご自身で取り組まれた教材の復習をどのようにすればよいかという質問もいただいていますが、それは次の「その4」で書くことにします)

 

以下、コースお申込み前での、Aさんからいただいたメールの一部に対する私の回答。
ブログ掲載を意図して書いたものではありませんが、「3ヶ月間何をやれば80に到達するか?」に対する回答になっているので、そのまま掲載することにします。

 

トフレではご相談メールでお知らせいただいた状況に基づいて、コースをどのように進めればよいかをお伝えしています。Aさんの場合、Listening、Reading、Writingコースをどの順で進めていくべきか、どのタイミングで受講を開始すべきかという部分を含んでいるので、アドバイス内容は細かくなっています。コースの進め方に迷う受講生の方はいつでも遠慮なくご相談ください。

 

(Aさんからのご相談メールの一部)

> 52点から80点へ。
> 3ヶ月必達を目標に御社のmaterialとstrategyだけを信じて取り組みますので、ご指導ください。
> 何をいつまでにどうすれば、必達できるのか。それをやらなければ私の責任ですので、ご指導頂ければと思います。

 

(以下、上記部分に対する私からの回答)

「いつまでに何々を終えればいい」ということではないとまずはご理解ください。
例えば、3ヶ月でListening DeltaコースとListening OGコースの受講を終えることができたら12点上がるとは限りません。
3ヶ月で終えるために焦って未消化のまま取り組んでも実力は向上しにくいので。

 

コースの中では問題ぞれぞれに対して取り組んでいただく学習法を提示します。
学習法を実践の上、Listening問題の音声を聞いたときに「表現が聞き取れ、意味が分かる」ようにするのがその問題に対してのゴール。
そのゴールに到達するのに、ある人は5分、ある人は30分、ある人は1時間かかります。
Aさんにとってそのゴール到達まで必要な時間をかけてください。
Listening Deltaコースでは各回の授業のアサインメントの予測時間を伝えていますが、その予測時間の3倍かかる人も中にはいます。
Aさんが3倍かかったとして、それだけの時間が必要なのはAさんの「責任」ではありません。
実力が不足しているなら、足らない実力を向上させるための取り組みに時間がかかるのは仕方がありません。
必要な時間をかけずに未消化のまま進めるとスコアが伸びにくいだけではなく、後に教材を復習しなければならない回数が増えるなど学習の効果が下がります。

 

3ヶ月以内での目標スコア獲得を目指してできるだけ多く学習するのはいいことです。
しかしAさんが実際にどのくらいのペースで問題を進められるかは、日々の学習時間や取り組みの集中の度合い、そしてもともとのListening力によります。

 

1−2週間は、ListeningとReadingの取り組みに集中することをお勧めします。
Listeningが多めで、以下のような感じで進めるのがいいでしょう。

 

L Day 1 → L Day 2 → R Day 1 → L Day 3 → L Day 4 → R Day 2 → L Day 5 → L Day 6 → R Day 3 → …

 

またはListeningはReadingと比べ、ひとつのDayを終えるのに時間がかかる場合は、LとRのDayを以下のように交互に進めてもOKです。

 

L Day 1 → R Day 1 → L Day 2 → R Day 2 → L Day 3 → R Day 3 → L Day 4 → R Day 4 → L Day 5 → …

 

まずは1週間ほど受講を進め、進捗状況をご報告をください。
そのときの状況に基づいて、引き続きRLのみをいくらかの期間進めるか、それともWritingの並行を開始するかを伝えます。

 

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