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【改訂版】TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 10, L 9, S 10, W 11 Total 40スタート、80以上目標]

「ある点数からのスタートの人は、何にどのような順で取り組み、目標スコア達成を目指すべきか」

今回は第三弾。

 

<第一弾>

» TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 21, L 11, S 13, W 15 Total 60スタート、100以上目標]

 

<第二弾>

» TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 26, L 18, S 19, W 20 Total 83スタート、105以上目標]

 

今回のスタートのスコアと目標は

 

[R 10, L 9, S 10, W 11 Total 40スタート、80以上目標]

 

現在の倍のスコアを狙うという設定です。

 

セクション別の目標スコアは?

 

目標スコアが80の場合、通常、スコア配分はR 23, L 22, S 15, W 20を目指すことをお勧めしています。

 

Speakingは15でOK

 

Speaking 15点は、4つのタスクの評価点平均が2くらいのスコア。
「平均」が2ということですが、例えば 3, 3, 1, 1という評価点を取る方はいないので、スコア15の場合、おそらくはすべてのタスクで評価点が2だったと推測されます。
(Speakingで評価点3が取れる方は、他のタスクが1になることはめったにないので)

スタートのスコア Speaking 10は、おそらくは4つのタスクのうち1つのタスクで評価点2、残りの3つのタスクで評価点1。

 

4つのタスクのうち3つで評価点1なので、英語を話すことに慣れていないと思われます。
しかし1つのタスクでは2が取れているので、2が獲得できるだけの発音やイントネーションの良さ、流暢さは一応あります。

 

この方にとってのポイントはSpeakingの目標スコアは15でOKということ。

 

「初回の受験で問題形式に慣れず、面食らってアワアワしてしまい、話が止まってしまうことも多かった。でも今後、問題に慣れれば、2が取れたパフォーマンスと同じくらい話せると思う。」

 

なら、この方はSpeakingはOfficial Guideなどで問題形式を確認する程度で、特にSpeaking対策は行わなくても15点が取れるようになるかもしれません。

 

しかし「英語を話す機会がこれまでほとんどなく、英語表現がなかなか頭に浮かばなくてどうしても間を多く取ってしまう」なら、オンライン英会話などで話すことへの慣れを養ったほういいでしょう。

 

このあたりの判断は、ご本人が自分のSpeakingに対してどう感じているかと、今後のスコアがどうなるか次第でしょう。

 

Speakingでの評価点2は、問題と関連した内容を「話し続ければ」獲得できる可能性が高いので、問題形式の確認程度の準備で15点を獲得できるなら、80点を目指したTOEFL対策では残りの3セクションへの取り組みに集中できます。

 

もちろん Speakingで17, 18, 19が獲得できれば、その他のセクションの取り組みの負担は減るものの、17以上になるにはどこかのタスクで評価点3が必要であり、このあたりはその後の試験でのスコアからSpeakingへの適性を判断し、評価点3獲得の取り組みを行うかを決めるのがいいでしょう。

 

Writing 20を狙うには

 

続いてWriting。
目標は評価点平均3くらいの20点。現時点のスコアは11点。
11点は評価点の平均が1.5あたり。
例えば、Integratedの評価が1と1、Independentの評価が2と2という感じ。
(Writingは2つのタスクのそれぞれのエッセイに対して、人間の採点官とe-raterという自動採点プログラムがスコアをつけます)
評価点2が取れているため、2点が獲得できるくらいのWriting力はあると判断できます。

 

もしIntegratedの方で「試験の形式に戸惑い、どう書いたらよいか分からなかった」なら、基本的な対策を行えば評価点2が取れるようになります。
評価点平均2になれば、Writingセクションのスコアは14点あたり。
Writing 11点の方が14点が取れるようになるのは難しくはありません。
勝負は評価点平均2の14あたりから、評価点平均3の20あたりを取れるようになること。
しかし平均3のエッセイを書けるようになるには、しかるべき対策が求められます。
Writingにおける評価点 2と3の違いは是非以下でご確認ください。

 

» TOEFL Writing:評価点2と3の違いを探る(Integrated Task編)

» TOEFL Writing:評価点2と3の違いを探る(Independent Task編)

 

Reading 23、Listening 22を目指す

 

最後にReading、Listeningセクションについて。

 

Readingは10 → 23、Listeningは9 → 22と、ともに13点のアップを目指すので、Reading、Listeningでの大幅なアップが80以上到達へのカギになります。

 

TOEFLで40点くらいの方はアカデミックな英語に対して苦手意識を持っているはず。
特に「これまであまり取り組んだことのないSpeaking、Writingに対してどうにかしないと」と考えがち。

 

しかし今回のケースでは、Speaking、Writingでの目標スコア獲得よりもずっと困難になると予想されるのがReading、Listeningでのアップ。

 

当然「Reading、Listeningで目標到達が難しいのは目標スコアの設定が高めだからだ」と考える方もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、だからと言って、例えば RLSWの目標スコアを全部20にすると、Speakingでは4つのタスクのうち3つで評価点3獲得が狙える実力を身に着けなければなりません。
またWritingの目標を22以上とすると、評価点4獲得を目指すことになり、評価点1が含まれる状況でのスタートの方にとっては極めて大幅なWriting力アップが求められるイバラの道となります。

 

もちろん「RLそれぞれでの13点のアップは簡単だ」と言うつもりはまったくありません。
しかしSWに対してあまり時間と労力をかけずにすめば、RLへの取り組みに集中が可能です。

 

公式模試TPO31では

 

Reading 10は39%くらいの正解率
Listening 9は36%くらいの正解率

 

これを

 

Reading 23:76%くらいの正解率
Listening 22:71%くらいの正解率

 

に向上させなければなりません。

 

まず先に言っておきます。
このくらいの差は「通常」2-3ヶ月で達成できるほどのものではありません。

 

もともとのR 10, L 9が自分の実力を反映していないほど低いスコアだったり、2-3ヶ月間、毎日TOEFLのRL対策だけを行っていたということなら話は別になりますが、仕事や学業で忙しい日々を送りながらTOEFL対策をするという方なら、質の良い学習が行えても数ヶ月間くらいは対策期間として見越したいところ。

 

では、Reading、Listeningどちらの対策を先に行うか。

 

このくらいのスコアの方だと、Readingにより苦手意識を持っていることも多いのですが、私のお勧めはListening対策からのスタート。その理由は以下の通り。

 

1.Listeningの方がスコアアップに時間がかかる人が多い。
2.Listening問題への取り組みが、Readingのより難しい文章表現への準備になる。
3.Listening問題を通してアカデミックなトピックへの背景知識が身につくと、Readingの内容が理解しやすくなる。

 

 

まずはListening対策に集中し、Listening対策が一段落するくらい進んでから、またはListeningで実力向上が実感できるくらいになったら、Reading対策を開始し、ListeningとReadingの取り組みを並行させるのがよいと考えます。
そしてRLがともに20点くらい取れるようになったら、Writing対策を開始し、Speakingはその後の受験のスコアや他のセクションの点数の状況次第でどこまで対策を行うかを決めましょう。

 

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