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TOEFL70点半ばから105以上を目指すスコア獲得戦略 その1

TOEFLスコアが70点半ばで目標が105以上の方に対するスコア獲得戦略について書きます。
以下のスコア等はトフレの受講生の方のものではなく、過去にいただきたご相談をもとによくある状況を想定したもの。

 

目標スコア: 105
1ヶ月前  Total 74, R 19, L 17, S 18, W 20
半月前    Total 75, R 18, L 20, S 19, W 18
最近     Total 74, R 21, L 18, S 18, W 17
MyBest   Total 80, R 21, L 20, S 19, W 20

学習時間: 平日 2時間、土日 5時間、1週間あたり25時間
目標スコア獲得の期限:1年間

 

このような状況に近い方もいらっしゃるでしょう。
この方(Xさんとします)が105以上を獲得するためにどのように取り組むべきかについて書きます。

 

1.学習時間および目標スコア獲得期限について

 

現在 70点半ばで1年以内に105以上を目指すというのは一般的には厳しめの目標になります。達成できるのは少数派。

 

なので、何よりも大切なのが1年間 TOEFL対策を継続すること。
目標スコア獲得まで「あと1年もある」と考えてはいけません。
そのように余裕を感じて、仕事などで1−2ヶ月TOEFL対策から離れてしまうと105獲得が極めて困難な状況になる恐れがあります。

 

また、できれば「平日 2時間、土日 5時間」という学習時間をもっと増やしたいところ。
何時間に増やしたら目標スコアが取れるということではないものの、TOEFL対策を行っている人としては多めの学習時間ではありません。
どうしても1年以内に目標スコア獲得が必要なら、何かに費やしている時間を減らすか、なくしてTOEFL対策に費やせる時間を増やすことをお勧めします。

 

あと中には「平日 2時間」が通勤での2時間を意味する人もいたりします。
多くの方にとって「電車での2時間」と「机に向かっての2時間」は効果に大きな差があります。
通勤や通学の時間を有効に活用することは大切ですが、通勤や通学の時間しか学習時間が取れないとなると、そこでの学習がどれだけ効果的に進められているかが気がかりです。

 

「1年では70点半ばからは105以上に到達しない」ということでは決してありません。
しかしそのような目標を達成した方の多くは、学習時間が多く取れたり、または初受験のスコアが70点半ばであったが、そのときは実力を十分に発揮できなかっただけで、実は1ヶ月以内に受けた次の試験では90点以上のスコアだったり。

 

これから1年の期間があっても余裕があるとは考えないようにしましょう。
最初からできるだけ多くの学習時間を確保しながら、TOEFL対策に真剣に取り組んでください。

 

 

2.対策を行うセクションの選択

 

Xさんは「平日 2時間、土日 5時間」しか学習時間が取れない状況。
このような方が最初から4セクションの対策を並行して行うと、それぞれのセクションに費やす時間が少なくなり、1−2ヶ月では全然成果がでないということがあります。
TOEFLのスコアは運次第でスコアが上がったり下がったりするものの、安定して高いスコアが取れるようになるにはそのセクションの実力が大幅に向上しなければなりません。

 

学習時間が多く取れない人は取り組むセクションを1つか2つに絞り、そこで実力を大幅に向上させスコアに反映されると、その後のTOEFL対策のモチベーションアップにつながります。

 

一般的にはListeningセクションからの開始が効果的な対策になると考えます。

 

 

また100点以上のスコアの獲得戦略においてListening、Reading対策から開始し、そこで成果を出してからWriting、Speaking対策に移ることをお勧めしています。

 

 

Xさんの過去のスコアは

 

1ヶ月前  Total 74, R 19, L 17, S 18, W 20
半月前    Total 75, R 18, L 20, S 19, W 18
最近     Total 74, R 21, L 18, S 18, W 17

 

でしたが、105以上が目標ならまずReading、Listeningの合計で50以上の獲得を目指して、RL対策に集中するのがいいでしょう。
Reading、Listening力が高くないとSpeaking、WritingのIntegratedタスク問題への対応が難しいですし。

 

現時点ではRL合計50以上くらいのスコアが取れた後にWriting対策を開始するのがよいと考えます。
Speakingではなく、Writingの対策を先に進める理由は次回の「その2」で。

 

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