2ヶ月でTOEFL iBTスコアを5点アップさせたい!
以下、過去記事を大幅に改訂したものです。
最近 Listening Deltaコースをお申込みいただいた受講生の方から
2ヶ月でTOEFL iBTのスコアを5点アップさせて、85以上を獲得しなければならない
というご相談がありました。
例えば、ここ2ヶ月間での最近4回のスコアが以下の方がいたとします。
(下のスコアはご相談をいただいた方のスコアとは異なります。)
A)R 24, L 17, S 17, W 22, Total 80
B)R 23, L 18, S 18, W 20, Total 79
C)R 22, L 18, S 18, W 20, Total 78
D)R 24, L 16, S 17, W 20, Total 77
(Aが最新のスコア)
このようなスコアの方が、2ヶ月で85点以上の獲得を狙うには
1.確かにListeningのアップは必要
上記のスコアを見て、多くの方はListeningのアップがまず必要だと思われるでしょう。
私もまずはListeningでのスコアアップを狙うべきと考えます。上記のAのスコアでは、Lが17 → 22であったら85点になりますし。
2.Writingもテコ入れしたいところ
過去のスコアから判断して、目標スコア85を獲得するには、R 26, L 21, S 18, W 22, Total 87 を目指しながらもどこかでマイナス2でも85到達を狙うべきと考えます。
(R 26は3-4問間違いくらい[82-86%ほどの正解率]、L 21は7‐9問間違いくらい[68-75%ほどの正解率]、S 18は評価点3が2つと2が2つくらい、W 22はIntegratedかAcademic Discussionどちらか評価点平均4、もう片方が平均3くらい)
» 新形式TOEFL公式模試 TPO30 Readingスコアデータ分析
» 新形式TOEFL公式模試 TPO30 & 31 Listeningスコアデータ分析
最近4回の受験のうち、目標であるWriting 22は一度しか獲得できていません。
22が取れたのは、そのときIntegratedかAcademic Discussionどちらかの問題(おそらくはAcademic Discussion)が書きやすかった可能性が高いと思われます。
Writingが20だと85以上の獲得は難しいので、22は欲しいところ。
現状だとListeningが16-18なので、今後の取り組みによりListening力が向上しても、Integratedでの評価点平均4狙いは難しそう。IntegratedではListeningの高い理解能力が求められるので。
とはいえ評価点平均3あたりの20以上が毎回取れてるので、Integratedでも安定して評価点になっているよう。
Writing 22獲得のためには、Academic Discussionで評価点4を高い確率で取れるようにするのがベストと考えます。
3.Readingはできればもう少しアップを狙いたい
Readingは24でも85獲得が可能ではありますが、できればもう少しアップして25-26が取れると85以上獲得の可能性が高まります。
よって、Readingの取り組みもいくらか継続していった方がいいでしょう。
4.Speakingは18が取れればよい
Speakingは17-18と安定しています。17-18は4問中1-2問で評価点3が取れている状況。
評価点3が取れるくらいのDelivery(発音の良さ、流暢さ)があるので、ここでもReading同様、少しの上乗せを期待したいところではありますが、Speakingは4問中3問がIntegratedであり、評価点3獲得にはListening力に左右されるので、Readingよりは優先順位が下がると考えます。
よってSpeakingは余り対策をせず、18が取れればOKとするのがよいでしょう。
以上、85以上獲得のためのスコア戦略になりますが、Listeningコースは受講されているので、お勧めとしてはAcademic Discussionでの評価点4を狙うためのコースになります。
卜フレでは、受講生の方や受講を検討している方に、その人の状況を踏まえて、どのセクションの対策をより優先すべきかなどのアドバイスをしています。
いつでも遠慮なく、ご相談ください。
特に短い期間だからこそ、どのように取り組むべきかの判断が非常に大切。
TOEFLは目標スコアが獲得できないと、自分が望む将来の道が絶たれてしまうので、早めに適切な判断をし行動しましょう。
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