TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その9)[Listening]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略シリーズは今回のListeningをもって、終了します。
これまで、Speaking、Reading、Writingと書いてきました。
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その1)[Speaking]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その2)[Speaking]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その3)[Reading]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その4)[Writing]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その5)[Writing]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その6)[Writing]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その7)[Writing]
TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その8)[Writing]
TOEFL iBTで80を取るためのスコア配分は、R 23、L 22、S 15、W 20がお勧めです。よってLは22獲得を狙います。
TOEFL iBTのListeningで22点は、だいたい8問間違いくらいです。
Listenngでは、だいたい1問間違うたびに、満点の30点から1点ずつ引かれます。
(もちろん、当日の本試験の全体的な正解率によって、スコアは調整されます。一昨日、6月21日試験のListeningでは、いくつかの選択肢の中から2つの正解を選ぶ問題がいつもよりも多く出題されたとのご報告をいただきました。そのような問題が多い場合、全体的な正解率が下がる可能性が高いので、予測とは異なるいいスコアが出るかもしれません。)
Listeningは、2セット34問がスコアに換算されます。
(本試験でListeningが3セット出題された場合、スコアに換算されない1セットが含まれます。詳しくはこちら。)
34問中8問の間違いだと、76%くらいの正解率。
ちなみにReadingで同じスコア22を取るためには、45問分中16問くらいの間違い。
この場合の正解率は、64%ほど。
Listening、Readingともに同じスコア(22点)でも、Listeningは76%ほどの正解率が求められるのに対して、Readingは64%くらいでOKなのです。
TOEFL iBTのReadingは確かに難しい。しかし
(過去の形式であるCBT、PBTと比べても)
結構間違えてもいいスコアになるのが、Readingの特徴です。
本試験のReadingで多くの方が「難しかった」「できなかった」「全然分からなかった」という印象を持ちながらも、そこそこの点数になるのは、この正解率とスコアの関係によります。
話をListeningに戻します。ということで、
ListeningはReadingと比べ、高い正解率が求められます。
ちなみに、Listeningで
28点は、正解数32、不正解数2くらい → 94%くらいの正解率
27点は、正解数31、不正解数3くらい → 91%くらいの正解率
25点は、正解数29、不正解数5くらい → 85%くらいの正解率
22点は、正解数26、不正解数8くらい → 76%くらいの正解率
17点は、正解数21、不正解数13くらい → 61%くらいの正解率
となります。
「100や80はいらない。60や61で十分だ」という方でも、60や61というスコアを取るために欲しいListeningスコア16や17獲得のためには、6割くらいの正解率が必要です。
これまで「TOEFL iBTはListeningがカギ!だからウェブトフルはListeningコースから開講しました」と繰り返し訴えてきましたが、このListeningセクションで求められる高い正解率もその理由の1つです。
Listening、目標スコアレベルに到達していますか?
28点と25点では、正解率が10%くらい違います。
25点と22点でも、正解率が10%くらい違います。
3点のスコアの差は、以外と大きいのです。
80以上を獲得するには
Listeningで22以上取れるようになる。
そして、Readingで23(64%くらいの正解率)以上。
Writingでは3平均の20。
Speakingではとにかく話し続け、2平均の15を取る。
80以上が目標の方も、80は100以上のための通過点という方も、まずはL, R, S, Wでこれらのスコアを取れるレベルを目標に取り組みましょう。
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