「TOEFL 50点台、TOEIC 700点台半ば」からTOEFL 100以上獲得を目指す その5 [Writing]
「TOEFL 50点台、TOEIC 700点台半ば」からTOEFL 100以上獲得を目指す その4(2016年3月29日)
の続き。今回はWriting編です。
AさんのTOEFL初受験のスコアは R 15, L 12, S 13, W 14 Total 54点 という設定でした。
Writing 14点ならIntegrated、Independentタスクそれぞれに対する2人の採点官(片方は人間、片方はe-raterという自動採点プログラム)の評価点の平均が2.00だったということ。
Independentのサンプルですが、2点というと以下のリンク先のようなレベルのエッセイになります。
TOEFL iBTで80点を取るためのTOEFLスコア戦略(その4)[Writing](2009年5月27日)
Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その5)(2009年5月30日)
まずはこの2点のレベルのエッセイを3点レベルに改善しなければなりません。
(平均2.00が平均3.00にアップすれば、14点が20点になります)
3点レベルのIndependentエッセイは以下からご確認ください。
Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その6)(2009年5月31日)
Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その7)(2009年6月1日)
実際にこの3点レベルのエッセイを見て理解していただけると思うのですが、RL合計で45くらいが取れるほどRLの実力が向上した方にとって、Independent Taskで3点を獲得できるようになるのはさほど難しいことではありません。
しかし、100点以上を目標とする際に求められるW25(4平均)到達のためには、Writing力(表現力、論理力、文法力、英文を書くスピード、ネタの発想力など)を大幅に向上させなければなりません。
そして、このWriting 3 → 4 を達成できるかが100獲得のカギになります。
Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その8)(2009年6月4日)
とここまでIndependent Taskについての話をしてきましたが、すでにRL合計45以上を獲得できるだけのReading、Listening力が身についた方は、Integratedで評価点3獲得に足るほどのReading力、Listening力があると言えます。
しかし、Integrated Writingで評価点4を「安定して」獲得するには、RL合計45くらいでは不十分であり、RLの実力を更に向上させる必要があります。
Aさんは R 15, L 12, S 13, W 14 Total 54点(RLの合計は27)という設定だったので
「RLの合計が45以上くらいになるまでは、基本的にはSW対策は開始しない方がいい。しかしSpeakingに慣れていない人はオンライン英会話等で英語を話すことへの慣れを早めに養成した方がいい」
とお伝えしてきました。
TOEFL対策開始時のRL合計点がもっと高い方なら、まずはRL合計 50点以上を目指して、RL対策に集中してから、その後、SW対策に移るのも手です。
ただAさんのような方がRL 50以上になるまでSW対策を行わないと、RLだけに取り組む期間が長引き、SW対策に対して不安を抱くことになりがちなので、45以上くらいが妥当と考えます。
まずRLで何点を獲得してからSW対策に移るかは、ご自身のスタート、そしてその後のスコアアップの状況を考慮して判断するのがいいでしょう。
ウェブトフルの受講生の方は、判断に迷われる場合ご遠慮なくメールで相談ください。
この連載シリーズ、次回の「その6」で最後にします。
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